肩甲骨の土台

お役立ち情報第89弾 

肩甲骨の土台

◆肩甲骨の土台はどこでしょうか?

 肋骨ですね! つまり、肩甲骨は、肋骨の上面を運動している骨ということです。

 ▶腕の土台はどこでしょうか?

  腕は、肩甲骨に付いています。 つまり、腕と肩甲骨を含めての土台が肋骨なのです。

◆肩甲骨を動かす順序

 ほとんどの人々の肩甲骨の動かし方

 手先➡手首➡肘➡肩➡鎖骨➡肩甲骨 の順序で、力を込めて動かしています。 締め固めて動かそうとするものです。 【筋肉で動かす】典型なのですが・・・。 

 逆方向からの肩甲骨の動かし方

 肋骨➡肩甲骨➡手先 この場合、筋肉を締め固める必要はなく、【骨で動かす】典型なのです。

◆土台から動かした方が楽に動かせる

 整体の手技で、【肩甲骨はがし】というものがあります。 肩甲骨の内面に手を突っ込んで、押したり・引っ張ったりしながら癒着した筋肉を引き剝がすという矯正手技です。 私も一部使う手技なのですが、もっと楽に肩甲骨が動く手技があります。 それが・・・【肋骨すべり】です!

 肋骨は、前後左右にすべっているのです。

 しかし、ほとんどの人々の肋骨は、すべっていません! それは、何故か?

  手先➡手首➡肘➡肩➡鎖骨➡肩甲骨 の順序で、力を込めて動かしているからです。

◆肋骨は心臓と肺の守り神

 心肺は、鼓動と振幅運動を常におこなっているので・・・【肋骨は常時すべってないといけない】のです。 

ゆえに・・・力の順序は、肋骨➡肩甲骨➡手先 が正解なのです。