ハイジの皿

お役立ち情報第115弾 

ハイジの皿

◆自然療法医ハイジの皿

  • 野菜と果物 特にアブラナ科の野菜(ケール、チンゲン菜、ブロッコリーなど) 葉物野菜はミネラルとファイトケミカルがたっぷり
  • タンパク質はなるべく植物性。 動物性もいいが、摂りすぎないようにする。
  • スコーン・コーヒー・ワインは毎日摂らない。(コーヒーは自然な食欲を妨げる)
  • 毎日3食きちんと食べること。(決まった時間に食事をする)

◆免疫系の宝庫 【大腸と細菌】

 健康と免疫は、切っても切り離せないもの。我々人類は、感染症に勝ってきましたが・・・その代償として免疫系の慢性疾患に悩まされることになりました。【癌、糖尿病、肥満、膠原病などの自己免疫疾患】です。 

 その原因の一つに挙げられるのが、食の多様化による弊害です。 精製されたお米やパンは、血糖値を上げるだけで腸内細菌の栄養にならない。 過剰な動物性たんぱく質は腐敗をつくり、滋養強壮どころか毒を蔓延させています。 また、安易に処方される抗生物質の摂取により大事な腸内細菌が死滅しています。 

◆ハイジの皿は腸内環境改善の鍵

  1. 大腸の餌を増やすんだ!という意識・・・野菜と果物・全粒粉ですから植物性の繊維質で50%以上を占めていますね。 それらほとんどは、胃や小腸を通過しまうので【大腸の餌】となります。ここで餌と書いたのは、腸内細菌の餌だからです。 
  2. 穀物による糖質は、全体の20%ほどでよい・・・現代の食事は70~80% ケーキやジュースなどの爆弾糖質を追加すると90%を超えてしまいます。 糖質は、依存性が強いです。
  3. たんぱく質は、全体の30%ほどでよい・・・お豆・肉・魚・卵など 加工食品ではないものがよい

◆肥沃な土壌と健康な大腸は似ている

 現代の食生活は、大型農場システムに似ている。 農薬で害虫や微生物を排除して高栄養価な化学肥料で育成している。 こういった土壌では、単一作物しか作られず、多様な生態系は破壊されている。 

 本来の生きた土壌は、多様な生態系の中で作物が育成される。 高栄養価な肥料はなくても、立派な作物が作られる。 土壌と人間の大腸は、似ている。 どちらも元気な微生物が生きている。