ゆらりの戸締り~100回記念~

お役立ち情報第100弾 

ゆらりの戸締り

 

◆扉の開け方

 カラダの不調は、気血の扉が閉じていると定義しています。 治るにしても元気になるには、血液を気の流れが必須というわけです。 大事なのが、扉の開け方です。

 開け方には、3通りあります。

  1. 押して開ける
  2. 引いて開ける
  3. 開けてくれる・自動

▼押して開けるの意味

 押して開けるとは、自我が扉の向こうに入り込みたいという意思の現れです。 つまり、欲求への思い込みが強くなります。 体当たりして開けたり・蹴とばして開けるということは、自分勝手な欲求を満たすだけの行為になりがちです。 治療でいうと【ただ楽になりたいから】対処療法がコレに当たります。

▼引いて開けるの意味

 引いて開ける場合は、自我が向こうへ入っていくよりも扉の向こう側の人を迎えいれるという意思の現れです。 開くまで扉の向こう側の人がどんな人か分からないので、出会えることの楽しみや不安による恐怖も入り混じるのです。 ですから、扉をそっと引いてあけたり覗き込むように引き開けることが多いのです。 治療でいうと【原因を知って、予防したい】予防療法がコレに当たります。

▼開けてくれる・自動の意味

 開けてくれるとは、自我の意思とは別に扉の向こう側の人が勝手に開けてくれるものを現します。 向こう側に行きたければ、自動的に押す方に開くし、訪問者がいれば勝手に引く方に開きます。 ほぼ、自動ドアあので、欲求や不安・恐怖などは最小限に抑えられます。治療でいうと【なるようになる】自然療法がコレに当たります。

◆開け方はバランスです

 押す・引く・自動のなかで、どれが優れているというのではありません。 押す=欲求、引く=探求、自動=俯瞰 とすれば、どの開け方もまんべんなく開けるのが自然です。 

◆問題は扉が開かなくなること

 押してばっかりだと・引いてばっかりだと・開くのを待ってても 扉の蝶番が壊れたり、錆びついてしまいそうですね。 開かずの扉にならないようにどうすればいいか?【やさしく開ける・いろんな開け方をする】ことです。 蝶番が壊れたり、錆びついたりしませんね。

そして、一番やってはいけないことは何だと思いますか? 【激しく閉めないこと】です。 例えるなら【カラダを壊す行為】です。 戸締りは、やさしく閉めることです。 壊れてしまうと、もう一回扉を作り直さないといけなくなります。 これを【大変】といいます!

ゆらりの戸締りは、やさしい戸締りでお願いします!!